見逃さないよう君たちへ

「(これ…だけか…)」

劇場に入った瞬間、まだ何も始まっていないが、これは素直な感情通り書けば、色んな意味で、ヤバいな…と。

11月20日STU48、GO!GO!little seabirds公演(ゴゴリバ公演)は、実は申し込み段階からこうなる予感はありました。

STUは現在、初の全国ツアー中で先日、11月16日、17日に地元広島での公演が終わったばかりでした。多くの遠征民の人達はほとんどがこの土日のツアーに来ていただろうし、事実、広島土日の二日間は正直、キャパ800ほどの会場を4公演。よく埋めれたと思っていました。
そして、今週末は関東での握手会もあり、当然、その週半ば水曜日という平日で公演にくる人は少ないかもしれないなという予想はなりたつ…、、

……そう、この日のゴゴリバ公演はP列まである座席の中でI列までしか人がいなかったのです。16列あるなかで後ろ7列に人がいないという事は体感で半分しか入っていないような感覚になります。

で、想像はしていたけど、その光景をまのあたりにすると冒頭の言葉どおり、これだけ?ヤバいな…。と。


と、まぁここまではあくまで状況説明と単純に感じた感想のようなもので、本当にこのブログとして書きたいのはここから。


この状況になった事のマイナス要因を考えればきっと色々あります。

この日の公演の状況だけをいえば、先にも書いたように遠征民の来づらい状況というのがあったし、なにより平日というのが大きい。
しかし、遠征の人が来づらい状況で平日なら公演にくる人が半分になってしまうの?

考えられる理由はゴゴリバ公演への不満と飽き。

始まった当初から、この公演への反発の声はありました。
「従来のこれまで積み重ねてきた48の公演ではない」「見たかったものはこんなものではない」
「今まで準備してきたものはなんだったの」
「お見送りもないし…」
「そもそも、席の配置が見にくいんだよね…」

確かに。うん。
どの意見も僕は納得ができました。できたけど…

それがここにきてジワジワと効いてきて、人を減らした
というのもあるかもしれません。

そして、船上劇場。移動する劇場。瀬戸内をまわる。という船なのに、公演は実質ほとんどが広島港で行われている現実。「結局これでは広島48じゃん」という声も耳にします。まぁ確かに。色々あるんだろうけど、そう思ってしまう気持ちもわからなくはない…。

その広島近辺で普段見にくる人はもう何度も見ているし、新公演も発表されたし、次までもう、いいかな?と思う人もいるだろう。値段も手数料込で5900ちょい。うん、安くはないよね。

そう、こうなるどのマイナス要因も、考えればわかる。仕方ない。そうなるのかもしれない。


で、いよいよ長々と書いてきたけど、本編はここからです!!(え!ここから!?)

で、それでもこのゴゴリバ公演に皆さん入りませんか?という話です!!!

あと少しで千秋楽。生誕や卒業公演もあるので実は通常の公演は12月15日の昼公演しかありません。

いや、今、あえて見ときませんか?感じておきませんか?

ここまででも出した通り、行かない理由はどの角度からでも選び放題。そこを選ぶのは簡単です。

そんな状況でも、いや、だからこそ!今、船上劇場で行われているゴゴリバ公演はメンバーの熱気、活力、やる気、どの面をとっても体感する価値のあるものになってると感じます。

48グループ初の船で行う公演。

これは知り合いの本店推しの言葉ですが、「STUで凄いと思う事はマジで船を作った事。本当にやりやがったと思いましたよ」

そう、STUの劇場は48グループ初の船、STU48号。きっとこれって凄い事なんだと思うんです。当たり前じゃなくて。


そこで初めて行われた公演がこのゴゴリバ公演。

きっと、ここで千秋楽を迎えてしまえば、他の姉妹グループではもちろん、STUにおいてももう二度と再演される事はないかもしれない公演。このまま最後でいいの?と。

「結局まだ入ってないんだよなぁ」って人に是非!!

「前に1回入ったからもういいかな」って人に、改めてメンバーの変化した姿を!!

何度も書きますが、これを好きになれない理由や訳。ここにあえて書かないものも含めて理解はできます。


でも、このまま「結局、ゴゴリバ公演って何だったの?」的な空気のまま終わっていくのは、この公演で大きく成長して、ここで本当に楽しそうにステージに立つ矢野帆夏さんを応援している身として、ここで「そうですね」と、受け入れてしまう事は出来ないんです。
(結局は推しへの気持ちが1番なんです…すいません)

このブログのタイトルに「見逃さないよう君たちへ」というタイトルをつけました。これは「見逃した君たちへ」という過去のAKBのTDCツアー?(そのころの事は正直詳しくは知りません。後付知識です)からのなんとなくの引用なのですが、きっとこの公演は“今”見る事に価値がある。




好きな人も目に焼き付ける為。

好きじゃない人も、最後にその形を確認する為。

見逃さないように…

メンバーのパフォーマンスはきっと見に来たファンを満足させてくれるものであると僕は信じています。

ぜひ、この“特別な公演”を今、体感しませんか?



(ここまで書いて大丈夫なのかなと、ビビりながら。それでも何か残しておきたいなと思って…)