いいんじゃないかな、そんな話があっても。〜信濃宙花さんについて〜 ※加筆後

最初に書いておくけど、ここに書いてあるのは個人的見解を多分に含みます笑

異論あってもまぁ許してね!

 

 

 

 

信濃宙花さんについて書こうと思ったのはSTU48.6周年コンサートからのなんとなくこれからのSTUとの僕の距離感みたいなものを考え始めたからかな?と思う。

本当は6周年コンサートやリクエストアワーそのものについてそのまま書けばいいし、そうしようと思ったのだが、例のごとく「(書き始めてもたぶんまとまらず、また下書きに積み重なるだけだな)」と思ったので、それならば今1番書きたいことをそのまままとめた方がいいや…と思ったのだ。そして、今、1番書きたいことは信濃宙花さんについてだった。

 

なぜ彼女のことだったか?というと、コンサートで披露された彼女のセンター曲“自然淘汰主義”がこのコンサートの中で最も印象に残った曲の1つであることが大きいが、それとは別に以前から彼女のグループにおける立ち位置について色々思うことアリだったからだ。

 

僕が始めて信濃宙花さんを見たのはドラフト3期オーディション。彼女はSTU48からドラフト5位で指名されてグループに加入することになった。そのドラフトから「指名されたらとこでも行きます!」と、逆指名をしたほうが絶対に選ばれやすい空気の中で最後まで希望グループを表明しない彼女の姿勢には“強い信念”みたいなものが見えていたが、僕は加入当時の彼女を見て「これは苦労するだろうな…」と思ってた。正直に言って、僕の目には信濃宙花は何もない女の子に見えた。

 

事実、信濃宙花のSTU活動はなかなか大変な滑り出しだったように思う。同期の中村舞、沖侑果が瞬く間にSTU48の階段を駆け上がっていく中、1人、また1人と同期が減っていく。いつしか、中村、沖と彼女の3人だけになった中で「沖舞は別格だから…」と自分のペースで進んでいこうと思いながらも、なんとなく彼女は悩んでいるように見えた。

 

SRでのイベントがあればいつも参加し、7並べのイベントがあればそちらも参加し、とりあえず“出来ることは全部”する。そんな中で少しでも多くの人に知ってもらったり、興味をもってもらえれば…という姿勢は積極的でやる気に満ち溢れているようにも見えたが、裏を返せば、とにかくなんにでもしがみついていかなければいけない、頑張れる場所が限られているという風にも見えた。

 

そんな僕の目線が少しずつ変わり始めたのはいつ頃だろうかと思い出すと、彼女が“せとまいく”に兼任し始めた頃からだったように思う。彼女限られる活躍の場を広げようとMCに力を入れ始めていた。「ここでなら活きる道がある」「ここでなら前に出れる」そんな風に思ったかどうかはわからないが、がむしゃらにMCパートで前に出る姿を何度も見る度に「(宙花ちゃんはせとまいくに足りなかったラストピースや!)」(大袈裟w)と思っていた。当時STUで1番のMCメンと言えばあーちゃん(藤原あずさ)で、そのあーちゃんがMCしているところから1つでも学びとろうとしており、あーちゃんもそういう宙花を好意的に見ていたと思う。二人の“師弟”のような関係性が僕は好きだった。

そして、何より“まいにちそらは”。

STUのファンなら皆知っている話だが、STUモバイルサイトのブログは一時期、ほぼ信濃宙花の個人ブログであった。毎日、毎日、どんな日でも上がるブログ…僕がこのブログを書いている今でも、もうすぐ1500日を数えようとしている。(まいにちそらはが1500日になる前にこのブログを完成させるのが目標。頑張れ俺!)毎日SRを続ける子はいるが、毎日ブログを書くというのはもしかしたらそれよりももっと大変な事。本当に凄い。(1年に2.3度しかブログを書かない自分だからこそ余計にそう思う笑)

僕は次第に彼女の努力が報われればいいな…と思うようになっていった。

僕が“何もない”と思っていた子には最初から曲げない強い信念に加えて、毎日少しずつでも前に進む努力のできる強さを持っている子だった。

 

ここまで僕がまるでずっと凝視してきたかのように書いてしまったが、僕はといえば、推しの矢野帆夏さんに対して一生懸命で(もちろん今も一生懸命ですけどw)信濃宙花は感覚的にも実際も、ずっと“隣のレーンから覗く子”だった。だから、心の中で「頑張れ!」と思っていても、それを実際の動き(券を買うとか、券を買うとか、券を買うとか…)に表した事がなかった。そんな中でもオタク仲間との与太話で“次の選抜どうする?”なんて話をする時には毎度「宙花、ダメですかね?頑張ってると思うんですけど…」とか言ったりして…自分でも難しいとわかっていながら…、、、

 

僕の推しの矢野帆夏さんが昨年9月にグループを卒業した。(いや、正式な卒業は12月だったかもしれない…諸説ある笑)

僕はそれからなんとなく、オタ活というものを、やめるのか、続けるのか、どうしようか?と結論を先送りにしながら、たまに劇場公演にいき、たまに数人のメンバーのお話し会に参加するというのを続けてきた。劇場公演を見る事は好きで、それは出来ればやめたくないなと思いながら、せっかく行ったならその感想をメンバーさんに伝える機会はほしい。あと、矢野さんを、現役中慕ってくれたメンバーにはお礼したい。そんな気持ちで僕はとりあえず6人のメンバーのお話し会に(一応)定期的に通っている。(6人も行ってるんですよ、僕が!あの単推ししか出来ない男が笑 前、心配されましたからねwってまた話がそれる…)

そんな6人の中の1人に僕は当然のように信濃宙花を選んだ。それには今まで隣レーンから覗きながら「頑張れ!」と思っていながら、思うだけであったのを少しでも形に…少しでも実あるのもに、少しでも力になればいいなと思ったからだった。

 

彼女を取り巻く状況は少しづつ変わり始めていた。8thシングル「花は誰のもの?」のカップリング曲である「船から降りた僕たちは」では初のセンターになり、いくつかのテレビ番組では選抜のアンダー1番手としてテレビ出演もするようになった。もちろん、彼女がもつ数字(具体的にはお話し会の売上)が少しずつ伸びてきたのが大きな後押しになったのは間違いないだろうが、それだけでなくどんなポジションでもすぐに覚えてアンダーにいつでも入れるようにしてあったという本人の努力が確実に受け入れられている証拠のように思えた。

 

たぶん今、「信濃宙花、選抜、入れませんかね?」と言って、「ない」と即答されることはないだろと思うし、選抜に両手かけているか?となると、それはまだまだだけれど、片手…指くらいはかかっているはずである。そんな彼女が“今”を全部乗っけてパフォーマンスする“自然淘汰主義”が特に6周年コンサートでは僕の心に残った。(やっと6周年コンサートまで話が戻ってきた…笑)

 

この先も信濃宙花さんの道のりはきっと楽ではないと思う。ずっと目標と言っている“選抜”も先で述べた通り指にはかかっているが、もう一歩だ。

それでも僕は彼女に期待せずにはいられない。今のSTU48の選抜に入ることはなかなかに大変だ。彼女だけではなく多くのメンバーがその難しい状況と向き合っている。

そんな中で彼女が選抜まで届けばそれはきっと多くの他のメンバー、また新しく入ってきた3期生、そしてこれからも続いていくSTU48に新しく入ってくるメンバーの希望になるかもしれない。

先に述べたように僕には最初“何もない”ように見えた彼女が一つ一つの努力を重ね、辿り着いたなら、きっとその道を頼りに辿ろうとする子が出てくるはずだ。今はまだ道なき道かもしれないけれど、一歩一歩踏みしめて進むその道は誰かの道標になる。もしかしたらそういう子が将来のSTUを救うかもしれない。

いいんじゃないかな、そんな話があっても。

それが見れるならまだ僕もオタクとしてこの先も生き残って行くのも悪くない。

 

きっと咲くメロディの花を隣のレーンからではなく、ちゃんとレーンに並んで応援してあげたいなと(だからって一推しにするとか、めっちゃ券買うとかではないからね。と一応自分にツッコミを入れておくw)思う。

 

とりあえず“まいにちそらは”が1500日まで確実に一歩一歩、歩みを進めて迫ってくるので、追いつかれる前にここらへんで終わり。(書き始めた頃はまだ10日以上余裕があったんだけどなw)

 

なので、一足先に、信濃宙花さん“まいにちそらは”1500日おめでとうございます!!笑

 

 

※加筆↓

このブログを書いてからすでに3ヶ月以上の日々がすぎ、宙花さんは20歳の誕生日を迎えた。

 

書いた時から僕の中で更にこのブログにのせた思いは強くなっている。

 

あれからここでも触れている“自然淘汰主義”は何度か披露される機会があり、それを見るたびに“信濃宙花がSTUを救う未来がある”と感じている。

先日神戸で行われた2日間のSTUの全国ツアーではキャプテン、副キャプテンの今村美月さん、福田朱里さんと並んで両日パフォーマンスを行った。

もちろん、彼女が兵庫出身であった事も大きいと思うが、その姿は本当に素晴らしく、パフォーマンス、モチベーション、あらゆる面でその場に立つに相応しいと感じさせた。

 

先のブログで「“何もない”と思っていたこの子には最初から曲げない強い信念に加えて、毎日少しずつでも前に進む努力のできる強さを持っている子だった。」と書いたが、まさに今も彼女は毎日前進を続けている。

 

そんな信濃宙花さんの20歳の1年が幸せなことで溢れますように。

 

宙花、誕生日おめでとう!!!